分子高次系機能解明のための分子科学-先端計測法の開拓による素過程的理解に関する研究

第12回 ミニ公開シンポジウム「光受容タンパク質」


多数の御参加ありがとうございました。
詳細はニュースレター(No.52: 2012年1月号)をご覧下さい。
 
【 日時 】 2011年10月26日(水)〜27日(木)
【 会場 】 三谷温泉 松風園
    愛知県蒲郡市三谷町鳶欠14-4
    http://www.shofuen.jp/acc/index.html
【 世話人・問合せ先 】 須藤雄気 (名古屋大学)、井上圭一 (名古屋工業大学)
【 企画趣旨 】 光受容タンパク質は、天然のプローブ(発色団)をタンパク質内部に含み、種々の分光法をはじめとした様々な手法を適用することが出来る。タンパク質あるいはタンパク質複合体という生体高分子に対し、分子科学的にアプローチできる有望な系として、生物・物理・化学的に様々な観点から議論したい。
2011年10月26日 (水)
13:30 - 14:00 「はじめに:本ミニシンポジウムのねらい」
須藤雄気 (名大院理/JSTさきがけ)

14:00 - 14:15 「光受容タンパクと高次系分子科学」
藤井正明 (東工大資源研)

14:15 - 14:45 「光化学反応とタンパク質機能をつなぐもの」
水谷泰久 (阪大院理)

14:45 - 15:05 休憩

15:05 - 15:35 「フラビン蛋白質のどこが面白いか?」
神取秀樹 (名工大院工)

15:35 - 16:05 「チトクロムc 酸化酵素の構造ダイナミクスと反応機構」
小倉尚志 (兵庫県立大学)

16:05 - 16:15 休憩

16:15 - 16:55 「調製困難なロドプシン類の機能的大量合成法」
下野和実 (松山大)

16:55 - 17:35 「蛋白質立体構造が語る光受容蛋白質のエナジェティクス」
石北央 (京大)

17:35 - 18:15 「精神科医がなぜ光受容タンパク質を使うのか?」
田中謙二 (生理研)

19:00 - 21:00 夕食

21:30 - extended discussion (懇親会)
2011年10月27日 (木)
09:00 - 09:40 「量子化学計算による光生物学へのアプローチ」
藤本和宏 (神戸大)

09:40 - 10:20 「蛍光プローブを使って細胞内ATP 濃度を可視化する」
今村博臣 (京大)

10:20 - 10:40 休憩

10:40 - 11:10 「生きたマウスにおける細胞・分子の光イメージング」
樋口ゆり子 (京大)

11:10 - 11:40 「偏光時間分解赤外分光法による高次分子システムではたらく水分子の構造変化解析への挑戦」
古谷祐詞 (分子研)

11:40 - 13:00 昼食

13:00 - 13:30 「時間分解赤外分光法を通して観る溶液中での振動ダイナミクス」
太田薫 (神戸大)

13:30 - 14:00 「微生物型ロドプシンの多様性の起源を求めて」
井上圭一 (名工大)

14:00 - 14:20 休憩

14:20 - 14:50 「光合成アンテナ膜タンパク質集合体の原子間力顕微鏡による観察と機能解析」
出羽毅久 (名工大)

14:50 - 15:20 「活性部位に存在する水素結合と高次構造転移」
上久保裕生 (奈良先端大)

閉会
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