分子高次系機能解明のための分子科学-先端計測法の開拓による素過程的理解に関する研究

第13回 ミニ公開シンポジウム「先端的レーザー分光の若手シンポジウム」


多数の御参加ありがとうございました。
詳細はニュースレター(No.52: 2012年1月号)をご覧下さい。
 

【 企画趣旨 】

「高次系分子科学」では先端的計測方法論の創出により生体機能に代表される高次系機能の分子論的理解を目指しています。今回、日本分光学会先端レーザー分光部会と共催で、レーザー分光の最前線において精力的に研究を進めている若手研究者及び大学生によるシンポジウムを企画しました。分光学の応用範囲は近年になって一段と広がってきており、物質科学の研究では基礎・応用を問わずほぼ全領域において様々な局面で分光装置が利用されています。先端レーザー分光は分光計測に基づいた基礎研究およびそれを発展させた応用研究において最も重要な方法論のひとつであり、物質科学を一層、開・発展させる原動力となっています。本シンポジウムの若手研究者を中心とした講演・活発な議論を通じて、さらなる先端的計測方法論の創出を期待します。

【 企画・主催 】 社団法人日本分光学会先端レーザー分光部会
特定領域「高次系分子科学」共催
【 日時 】 平成23年12月17日(土) 10:00-17:30
【 会場 】 横浜市立大学金沢キャンパス内カメリアホール
    〒236-0027 神奈川県横浜市金沢区瀬戸22-2
    http://www.yokohama-cu.ac.jp/access/hakkei_campusmap.html
【 参加費 】 一般2000円、学生無料
【 問い合わせ先 】 横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科 三枝洋之
    メール:saigusa@yokohama-cu.ac.jp
    電話:045-787-2179
2011年12月17日 (土)
10:00 - 10:05 開会の辞

10:05 - 10:50 「タンパク質主鎖骨格振動の中赤外光吸収が誘起する色素結合サイトの構造変化の一分子観測」
大友 康平(東京工業大学)

10:50 - 11:25 「ピコ秒時間分解けい光分光法による化学反応場としての脂質二重膜の評価:リポソーム膜中の粘度の見積もり」
野嶋 優妃(学習院大学)

11:25 - 12:05 「CO/Pt(111)の光刺激脱離ダイナミクス」
井上 賢一(京都大学)

12:05 - 13:30 昼休み

13:30 - 14:15 「Probing Ultrafast Reaction in an "Active" Way: A Multi - pulse Spectroscopic Study」
Zhengrong Wei(理化学研究所)

14:15 - 14:50 「アセトアニリド - 水クラスターの溶媒再配向ダイナミクスの実時間観測」
田辺 亘平(東京工業大学)

14:50 - 15:35 「時間分解分光を用いたイオン液体中でのヨウ化物イオンのダイナミクス」
西山 嘉男(分子科学研究所)

15:35 - 16:00 休憩

16:00 - 16:40 「二原子分子のレーザー誘起遠赤外誘導放射過程の研究」
古川 博基(東京理科大学)

16:40 - 17:25 「芳香族分子における配座異性体固有の分光学的特性」
磯崎 輔(青山学院大学)

17:25 - 17:30 閉会の辞

17:30 - シンポジウム終了後に意見交換会を行います(有料)
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